2013年5月アーカイブ

さて、今回は木曽十一宿で最も賑わいを見せた宿場町といわれている長野県塩尻市の奈良井宿です。木曽十一宿のなかで最も標高が高く、多くの旅人で栄えた宿場町は「奈良井千軒」といわれていたそうで、今も、重要伝統的建造物群保存地区として南北一㎞ほどが日本最長の宿場として当時の町並みが保存されていています。 また、長野県が舞台になる連続テレビ小説「おひさま」のロケ地としても奈良井宿が使われ、生きたままの昭和初期の町並みが残っていて、当時にタイムスリップしたような光景で、代表的な奈良井宿の民家として一般公開されている中村邸(塗櫛問屋)、「おひさま」のロケ地となった飴屋「村上堂」を見学してきました。また、近くを流れる奈良井川に架けられている樹齢300年以上の天然木を使った総檜造りの太鼓橋「木曽の大橋」にも渡ってきて、のどかな町並みと風景を満喫してきました。

/SS300/1100/picindexjp.htm  中山道 木曽路十一宿 妻籠宿(1100px版)

中山道六十九宿のうち十一宿(贄川、奈良井、荻原、宮ノ越、福島、上松、須原、野尻、三留野、妻籠、馬籠)が集まる木曽路。さて、今回、岐阜県中津川市の馬籠宿に続いて長野県木曽郡南木曽町にある江戸時代の町並みや、昔からの旅籠（はたご）がちゃんと残っている妻籠(つまご)宿にやって来ました。ここは谷間の宿場町といった風情で観光地ずれしていなくて、昔の面影が残っていました。